優待銘柄 2006 4 10

 ここ数年、株主優待制度が充実している銘柄は、
「優待落ち」がありました。
 株主優待の権利が確定すると、翌営業日から、
約1週間ぐらい、株価下落が続きました。
 だから、銘柄によっては、
株主優待の権利を得たけれど、株価が大幅に下落してしまったので、
たとえば、「高価なラーメン」になってしまったケースがありました。
 株価下落を考慮すれば、株主優待の商品を、
街中のスーパーで買った方が、お得だったというケースが多かったと思います。
 しかし、今年は、異変が起きていると思います。
週足チャートのチャートブックを、ざっと見た限りでは、
今年は、「優待落ち」が軽微で、
銘柄によっては、短期間に「優待落ち」前の水準に戻ってしまった銘柄もあります。
 今の段階では、これが、どういうことを意味しているか、わかりません。
なぜ、毎年あった「優待落ち」がなくなってしまったのか。
いずれにせよ、潮目の変化と言えるでしょう。
(参考)
もちろん、今年も、しっかり「優待落ち」をした銘柄があります。
たとえば、「2922なとり」が、優待落ちのパターンでしょう。




































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